素敵な人めぐり① 【鎌田 安里紗さん】
今回紹介させていただく方は
鎌田 安里紗さん(かまだ ありさ、通称 ありちゃん)
ありちゃんを知ったのはわたしが中学生のとき。
ギャル雑誌Ranzukiの人気モデルとして、堂々と表紙を飾っていた、がっつり金髪、ばっさばさのつけまつげ、いわゆる ザ・ギャル!!
それが、ありちゃんだった。
その頃からすでに秀才ギャルとして取り上げられていて、
ギャルも勉強も両立したい!!
その気持ちが誌面越しにもびしばし伝わってきた。
たしか雑誌には撮影の合間に勉強するありちゃんの姿も載っていたし、
当時のギャル雑誌にはおそらく異例の!勉強Q&Aみたいなページもあった。
わたしはそのページをスクラップしては何度も何度も読み返した、何度も何度も勇気をもらった。
わたしとあまり年が変わらないのに、人生設計が明確にできているということが心にガツン!!ときたし、自分の中の常識が覆った。
ああ、やりたいことって自分で決めていいんだ。
やりたいことがある人って美しい、ただただ魅了させられていた。
行動力がある
わたしのありちゃんのイメージは、行動力がある人。
ひとことで言うと簡単にまとまってしまうけれども、そんな簡単なことじゃない。
中学生のわたしが向き合っていたのはニキビ治したい問題だったことを踏まえて、
以下のありちゃんの経歴を見てみてください。
貧困問題、国際問題に向き合うため国際高校を選び徳島から上京
⇒自分のモデルという立場を活かしてファッション×国際問題のイベントを開催
ニキビ治したい問題とは次元が違う、違いすぎる…それはどうでもいいのですが。
ありちゃんの場合はその行動力にきちんと根拠がある。
わたしのありちゃんのイメージは、実力で着実にステップアップしてきた人。(もちろんわたしの知らない苦悩や辛さがあったり、その時のチャンスで掴み得たこともあるでしょうから、勝手なわたしのイメージです。)
そして、何事もそつなくこなすセンス、これがありちゃんの強みかな、とも勝手に思っているし、なんともうらやましい。このセンスが加わって、ステップアップにもスピード感が感じられる。
そしてありちゃんといえば、フェアトレード、エシカルファッション。
わたしはありちゃんがいなかったらこの概念を知りもしなかった。
フェアトレード
フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」
モデルという自分を中心に、発信したいことがある姿が魅力的。
ツアーやイベントを開催したりとバイタリティ溢れる生き方は見習うどころか、わたしも取り入れたい!取り入れるしかない!と強いエネルギーをくれる。
「めぐる旅」ついに明日、申込締切なので再掲!
— 鎌田 安里紗 (@arisa_kamada) 2017年12月7日
写真は、ピープルツリーの生産者さんを訪ねてネパール・バングラデシュを周ったとき🇧🇩🇧🇩🇳🇵🇳🇵https://t.co/K7FS8FvVu7 pic.twitter.com/ZtsOSu2HEC
エシカルファッション
「エシカル」とは、環境や動物、人に配慮されたものづくりを指します。例えば、「森林破壊を止めたい」「貧困をなくしたい」「ゴミを減らしたい」など、さまざまな社会問題があり、そうした課題に対してアプローチできる仕組みが「エシカル」です。
どちらかというとファストファッション寄りのわたし。
デザインもそこそこで安ければそれでいい、流行を取り入れていたらそれでいい、いや、それでいいというよりは、無意識に、それがいい、だったかもしれない…
エシカルファッションという概念に触れた瞬間、なんてわたしは利己的なんだ!!!と感じざるを得なかった、反省。
環境に優しいファッションって、なんとなーく、コットン、自然な色合い、というイメージで、わたしとは全然違う世界なのかな、と思ってしまっていた。
けれど、ありちゃんは
私は洋服について情報発信をすることが多いのですが、
「フェアトレード以外はダメ」「オーガニック以外はダメ」と言いたいわけではないのです。 いろんな選択肢があるなかで、フェアトレードやオーガニックには大きな魅力があるのに、まだあまり知られていないから発信していきたいという気持ちでいます。
とのこと。あ、これなら無理せず取り入れられそう、まずはこの概念を知るだけでも新たな一歩なのかも…と思えてきた。
ありちゃんが実際にエシカルファッションを着こなしているのを見ると、幅が広がった世界が見えてくる。わたしにも取り入れられるかも!と思わせてくれる。
インスタに私服がたくさん載っているので、とても参考になります。
さらにライフスタイルも素敵。
余分なものが感じられない。インスタ映えとはまた違った良さ。いや、むしろわたしはこっちのほうが好きだ、といったところ。
和食中心のその地域の食べ物を食べている投稿を見て、思わず地元の地産地消レストランを検索した。
大切に日々を過ごしている姿も憧れる理由。
羽田空港で飲んだコーヒーより安い上勝町のランチ、美味しかった…
— 鎌田 安里紗 (@arisa_kamada) 2017年12月28日
煮物に入ってるこんにゃくも手づくり!お米は町内の! pic.twitter.com/rcvYI6RJ6L
ありちゃんは本当に影響力があります。
それはただの知名度だけではない。
自分を通して伝えたいことが明確。
なおかつ、行動も伴う。かっこいいなあ、ひたすら。
その姿が影響力につながっている。
憧れだけじゃなく、今年は絶対ありちゃんのなんらかのイベントに参加するんだ。
そして感謝を伝える、そして、今までもこれからも憧れです、とも。
発売以来、ずっとわたしの愛読書。
ありちゃんの素敵な生き方がたくさん盛り込まれています。
梨依沙
<素敵ポイント>
・自分が発信したいポイントが明確→自分の人生設計につながっている
・根拠をもとにした行動力
・自分自身がブランドという強みを活かした事業展開
鎌田 安里紗さん(詳しくはこちら)